モアレ対策


みなさんを悩ませるモアレ…
なぜ起こってしまうのか、どうすれば防げるのか... こちらでご紹介します。

 


  モアレとは...


オフセット印刷は大きく分けると、印刷しない部分(白)、線、ベタ、アミ点(トーン)に分けることができます。

アミ点(トーン)部分に意図しない模様が出てしまう現象=モアレの発生です

特に分かりやすい例として、アナログ原稿にトーンの重ね貼りをした場合に出来る現象がそうです。
モアレが発生すると、データ上では意図しなかった、著しく見栄えの悪い印刷になる場合があります。

※アミ点:トーンをデータ作成ソフトのズームツールなどで拡大した際に確認できる、点の集合体の事。

 

モアレが発生してしまうデータは、弊社での修正は出来ません。
モアレが起こらない原稿を作成し、ご入稿をお願い致します。
 

 
 

■ モアレが発生すると...

スクリーントーンによるモアレの発生
2つの周期的な画像成分が重なり、モアレが発生しました。
モアレ例


■ モアレの原因になる要素

1、トーンの重ね貼り
→ アナログ原稿の場合と同様に、違う模様のトーンを二つ重ね合わせると、不均一なアミ点になってしまいます。

2、アンチエイリアスをかけてトーンを作る
→ アミ点の周囲の薄い濃度のグレーが飛んでしまい、アミ点の形が崩れてしまうので、モアレの原因になります。

3、トーンデータを拡大・縮小・回転する
→ 上記のような処理を加えた場合も、アンチエイリアスがかかってしまいます。

4、グレースケールのベタ上にトーンの重ね貼り
→ 印刷機ではグレースケールもアミ点化処理するため、トーンの重ね貼り同様、不均一なアミ点になってしまいます。

 
 


アドバイス

モアレの発生を防ぐために、以下のことに気をつけてデータを作成してください。


まず、デジタル・アナログともに…

●2種類以上のトーンを重ねない
●グレースケールの上にトーンを重ねない


デジタルの場合は特に…

●アンチエイリアスをかけない
●トーンを配置後に拡大・縮小・回転をかけない
●画像を原寸で配置・作成する

●グラデーション効果やトーンの濃度を調整しない
●トーンを貼った原稿をスキャンしない

 →トーンを貼る前にスキャニングするか、
  トーンを既に貼ってしまった場合はアナログ原稿としてご入稿ください。


!注意!
上記の対策を徹底しても、モアレが発生する事があります。
モアレの発生をより少なくする方法としてご活用ください。

 


※印刷所様によって、同じデータでオフセット印刷でも、モアレが出る場合と出ない場合があります。AMスクリーンかFMスクリーンか、どちらかを採用している事によって異なります。
フリークでは、AMスクリーンを採用しております。

AMスクリーン→モアレが発生する可能性がありますが、グラデーションをきれいに再現できます。
FMスクリーン→モアレが出にくいですが、グラデーションをきれいに再現できない場合があります。